哲学者レオナルド・ダ・ヴィンチ

晩年、ダ・ヴィンチは、フランス王のお膝元で、余生を送ります。あらゆることに精通していたダ・ヴィンチを、フランス王は、何よりも“哲学者”であると評価していました。ダ・ヴィンチの哲学的な考察を2枚の絵を通してお話しました。以下、参加者からの感想です。今回は17名の方が参加されました!ありがとうございました。

〈参加者の感想〉
哲学者レオナルド・ダ・ヴィンチ

■ ダ・ヴィンチが哲学者であった、ということを当時の多くの人が知っていたこと、そして本から削除されるほどに、その態度がセンセーショナルであったことは驚きです。毎回新たなダ・ヴィンチを知ります。(20代女性)

■ ダ・ヴィンチの哲学的な面は共感できるところが多く、とても興味深かったです。現代の有名人の例えなどもあり、非常にわかりやすく伝えて頂いて、最後まで楽しく聞くことができました。ありがとうございました。(20代女性)

■ ダ・ヴィンチが快楽と苦痛は双生児だと言っていた内容は心に沁みました。日常では、快楽を求め、快楽を手にいれた後は、さらにその快楽を増幅させ、または永続させるかということに命を燃やしています。しかし、命がけでやっていることが、苦痛を求めているのだと知れば、自分は何を求めているのか、と考えてしまいました。また聞きたいです。(20代男性)

■ ダ・ヴィンチが考えていた世界観を現代の言葉でアレンジして説明して下さって、大変勉強になりました。(20代男性)

■ ダ・ヴィンチというと単に「美術・芸術」という印象しか持っていなかったけれど、「生きるということ」についての深いメッセージが、こんなにも色々なところに隠されていたのだと、新鮮な驚きでした。(30代女性)

■ ダ・ヴィンチの周りの人の記録から、ダ・ヴィンチがキリスト教を超えたものを求めていたことがよく分かりました。(30代男性)